ヘバーデン結節・ブシャール結節に効くツボ
ヘバーデン結節は手の指の第一関節、ブシャール結節は第二関節が、変形し曲がってしまう原因不明の疾患です。
これらの結節を経絡指圧の概念で考えると、加齢と共に、冷えを伴った「腎虚」・「血虚」と考えます。
経絡指圧での療法としては、まず対処療法として手の血行を良くし、次に腎を補強し、全身の血行を良くする対処をします。
尚、第二関節の場合は、リウマチの可能性の見極めも必要ですから、まずは専門医の診察を受けてください。
手の平にあるツボ
爪の生え際にあるツボを押圧すると、症状は改善されるはずです。
爪体の角から2mm弱の場所(指の爪の生え際)の箇所にツボがあります。
指でつまんで、もみほぐしてください。
名称は、少商(しょうしょう)・商陽(しょうよう)・中衝(ちゅうしょう)・関衝(かんしょう)・少衝(しょうしょう)・小沢(しょうたく)というツボです。
これらのツボの総称を「井穴」(せいけつ)と呼び、急性の熱疾患や急を要する病態、精神疾患に良いと言われていますが、ここでは身体全体の冷えを取っていきます。
手の甲側の指の股(指間穴)
指と指の間にある指の股を押圧してください。
腎を補強するツボ
腎を補強し、全身の血行を良くするツボと言われております。
下記のツボを押圧してください。
湧泉(ゆうせん)
足の裏ほぼ中央に「湧泉」というツボがあります。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの中央から、すねに沿って膝の方へ指4つ分上がった骨の内側の際に「三陰交」というツボがあります。
血海(けっかい)
膝を伸ばした時、お皿の内側やや上にできるくぼみから、ふとももに指3本向かったところに「血海」というツボがあります。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
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