野草のようにひっそりと…
僕は例え知人であっても、お店の宣伝も勧誘もしていない。
何か押しつけがましい気がするし、謙虚さに欠ける気がするからだ。
決して腕に自信がない訳ではなく、逆にトップクラスに入ると自負している。
テレビの取材も非常にありがたい話だったけれど、きちんと説明させて頂いて、申し訳なく思いながらも断った。
小さいお店に、一気に押し寄せられては対応できるはずもなく、従来からのお客さん、新しく訪ねてくれようとするお客さん、それに僕、誰一人として満足できないからだ。
だから、大々的な宣伝広告もしていない。
うちのお店が、お世辞や社交辞令ではなく、本心から望んでいるなら、必ず来てくれるだろうし、気に入ってくれたならリピートもしてくれるだろう。
うちのお店を利用してくれてる人は、何度もリピートをしてくれる人と、常連さんの口コミで来店してくれてる新規の方が多い。
非常に有り難い事だし、それがお店の一番の宝だと思っている。
そんなお客さんの要望に応えるべく、丹念に丁寧にしてるから、一日数人程度しかできない。
だから、忙しい時は申し訳ないけれど、お断りする事も多い。
それに、改善させる為に、時には痛さを堪えてもらう場所もある。
超過料金は頂いてないけれど、一生懸命やってるから時間もオーバーしてしまいがちである。
お茶とかのサービスも、行ってない。
その時間分、丹念に丁寧に… 少しでも多くの時間を納得いくまで、一生懸命施術している。
来られた人の体が少しでも改善される事が、最優先で最良のサービスだと考えているからだ。
本物のマッサージを望んでいる方に満足して頂ける事が、お店の信条だと思ってる。