寝た時、膝が浮いてる人は注意!
突然ですが、皆さんご自分の寝ている姿を見たことがありますか?
鏡でも使わない限り、見ることはできませんよね。
自分以外の寝姿なら?
もちろん見ることができますが、誰かの寝姿をチェックしながら見たことは、ほとんどの人がないのではないでしょうか?
それでは、寝姿について解説していきます。
寝ている人は仰向けに横たわっているのですから、体のどこにも力を入れる必要はありません。
寝床は体を休める場所で、歯を食いしばって力む必要はありませんから、体に力が入ってないなずです。
厳密に言えば、普段僕が施術している方々の寝姿は、自宅のベッドではありませんから、完全にリラックスしているとは言えないかもしれません。
多少の緊張はあるかもしれませんが…
それでも、できるだけ楽な姿勢を取って寝ていただきます。
ところが僕の目に映るほとんどの方の姿は、どうしてこんなに体を固くする必要があるのだろう、もっとゆったりリラックスすればいいのに、と思うくらい不自然に見えます。
仰向けに寝た人の足を、横から見てみると…
膝と床の間に隙間がなければ、まったく問題ありません。
ですが、かなりの数の人が、膝と床の間に隙間があるのです。
これは何を意味するかというと、「体が歪んでいる」ということです。
ひどい人になると、ふくらはぎの下にまで手が入るほどの隙間が生まれている場合もあります。
ここまでくると「ぎっくり腰の予備軍」です。
ところが、本人は自覚症状がありません。
僕から指摘されると、「え、ほんとですか」と驚かれるのです。
横になっている時くらい体も心もリラックスさせればいいのに、それを許さないほど、普段の生活の中で体に力が入っているのでしょう。
無駄に筋力を使い、体を固くしてしまうことで骨格を歪め、ひいてはそれが原因となってさまざまな不定愁訴を引き起こしているのが現実だと思います。
腰が痛い、肩が凝ると、わが身を嘆く言葉は次々と出てきますが、ではどうしてそういう状態になってしまったのか?
またそれに対処するにはどうすればよいのか…
真剣に考えてみたことがあるでしょうか?
ほとんどの方は他人任せで、あそこにいいところがあるとか、こういう健康法を見つけたといっては、一時しのぎに走ります。
そろそろ体の本質に目を向け、自分の体は自分で守ることが必要ではないでしょうか?
体のからくりを知れば生活が変わります。
万人に合う健康法などないと思いますが、小手先の方法論ではなく、体の本来の仕組みや働きに目を向けることで、新しい視点を持って対応ができるようになると思います。
体と心は一体のものです。
一生付き合っていかなければならない大切な相棒です。
体に対する意識を変えていただき、いつまでも元気で生活していける体の使い方を身につけていただきたいと思います。
人間はもともと健康に生きていけるからくりが、しっかり体の中に仕組まれています。
このブログで、そのからくりについてもできるだけアップしていきますし、さらには日常だけでなくスポーツにも応用できるノウハウを随所に散りばめていきたいと思います。
体は皆さんが思っている以上に柔らかな存在です。
現実に体重のほぼ60%は水分で構成されています。
皮膚という皮袋に包まれた中にある、骨や筋肉や血管や神経のすべてが、ゆらゆらと浮かび漂っているのです。
30兆個と言われる細胞の一つひとつが、それぞれの場所で居心地がいいと感じられることが、本当の意味でゆったりとリラックスし、それぞれの機能を十分に発揮してくれる最良の状態ではないでしょうか?
心も体もゆったりと、細胞の一つひとつがにっこり笑っていられるような、そんな体を目指しましょう!
その一つのキーワードが、「体を揺らすこと」であり、 揺れる余裕のある体であることです。
体というよりも細胞を揺らすと言った方が正しいのかもしれません。
僕の施術法の一つである、筋膜整体も関節周りの筋肉を緩めるために揺らします。
揺らすと、不思議なくらい筋肉が柔らかくなるのです。
難しく考える必要はありません。
精神的なストレスも肉体的なストレスも、柳に風と受け流し、のんびりゆらゆら揺らして本来の体を取り戻しましょう。
膝裏のばし体操
膝が浮いてる人は、膝裏のばし体操を行ってください。
東御整体ほぐしやでは、色々なセルフメンテナンスの方法も教えております。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
Tel 0268-64-4948