腰痛の施術療法
姿勢が悪いから腰痛になる…
つまりは、仙骨が垂直に立っていない姿勢になってるのです。
仙骨が垂直に立っていないから、腰が悪くなって猫背になってしまっているのです。
では、腰が悪いとなぜ猫背になってしまうのでしょうか?
その理由は、大腰筋が縮むからなのです。
大腰筋と、後から述べる臀筋群を緩めると、80%の腰痛は改善します。
これも筋・筋膜の関連性が大きく影響しているのです。
腰痛に関係する筋肉は、ざっと挙げると下記のとおりです。
広背筋・腰方形筋・大腰筋・腸骨筋・大中小殿筋・梨状筋・内転筋・大腿四頭筋・大腿二頭筋・大腿筋膜張筋・腸脛靭帯など…
大腰や腸骨筋や小腰筋を、まとめて「腸腰筋」と呼んでます。
その腸腰筋の中で、長さが最も長く、大きな力を発揮するのが「大腰筋」です。
大腰筋の働きは、直立姿勢の時、骨盤を前傾(背骨を前彎)位置に保つ働きをして、猫背気味にならないようにしております。
次に、腰が痛い関連性が高い筋肉は、臀筋郡です。
要するにお尻の筋肉です。
このお尻の筋肉は、体の中の筋肉で一番容量が大きい筋肉と言われています。
この臀筋群は骨盤の骨の上に付いているもので、臀筋が弱く小さくなると、腰痛はたちまちに出てしまいます。
また、運動で臀筋を多く使っている可能性が高いと、疲労からくる硬化が起きます。
このような時に、腰は痛みやすくなってしまいます。
他にもまだまだ、関連性の高い筋肉はたくさんあります。
それに、色々と硬くなってしまう原因も様々です。
デスクワークなどで長時間座っている人などは、お尻だけで上半身を支える事になりますから、当然固くなりやすいです。
逆に長時間立っている人なども固くなりやすいです。
そういった色々な要因が考えられ、臀筋に負担がかかれば、腰痛の原因を作ります。
このように何かを単発的にしたから、お尻の筋肉が固くなってしまう!というよりも、常日頃の生活が原因で臀筋は固くなってしまうという事が言えると思います。
臀筋群は人間の体の中で一番容量が大きい筋肉で、一番体力があります。
体力があるという事は、ちょっとしたことで固くなるというよりも、積み重なって固くなる!もしくは小さくなってしまい本来の体力が無くなってしまう!という事になるわけです。
腰痛はお尻にあり!なんていう言葉もあるくらい、それだけ腰痛と臀筋群は大きな関係性を持っています。
腰が痛い人は、臀筋群が硬くなっている人が多いです。
以上のように、大腰筋と臀筋群に着目して、筋膜リリースなどの整体と指圧で、この箇所をトリガーポイントとして施術しております。
腰痛に関しては、 なぜお医者さんに行っても腰痛は治らないのか? の欄に書いておりますので、読んでみてください。