腰痛改善にもなる股関節ストレッチ
股関節が硬いと起こる健康被害
股関節を一度痛めると、以下のような健康被害が現れます。
- 長時間の歩行が難しくなる
- 階段の昇り降りが難しくなる
- 重いものを持つような力仕事がしにくくなる
- 爪切りや靴下を履くなどの日常生活のちょっとした動作がやりにくくなる
股関節を軟らかくするメリットは?
股関節を軟らかくすることには以下のようなメリットがあります。
- 姿勢が良くなる
- O脚やX脚の改善に効果的で美脚効果もある
- 腰痛の改善
- 膝関節症の予防
- 怪我の予防
では股関節を軟らかくするストレッチ方法を3つご紹介します。
股関節を柔らかくする3つのストレッチ!
ストレッチ・その1
1.床に座り、胡坐をかくように足を股関節側に折り曲げ、足の裏を合わせてください。
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2.合わせた足先を持ち、背筋を伸ばすようにし、体を前傾させていきます。 呼吸は止めずに、ゆっくりと息を吐き出しながらスローもションで体を倒していきましょう。
思い切り上体を倒してしまうと股関節に痛みが走る場合があるので、ゆっくりと倒して行き、気持ちよいところで上体を倒していくのを止めましょう。
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3.体が倒れきる、または気持ちよいと感じるところまで倒れたら、息を吸いながらゆっくりと上体を起こしていきます。
上体を倒しては起こすという動作を数回繰り返してください。
※上体を倒していくときに背中が丸まってしまうことがないようにしましょう。
背筋が伸びたまま、前に倒して行きます。
頭を足に引き寄せていくのではなく、お腹が床に着くように腹部を足先へ引き寄せるイメージをしましょう。
ストレッチ・その2
1.床に横になり、仰向けになってください。
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2.片脚を両腕で持ち上げ、お腹に近づけます。息を吐き出しながら、脚をお腹に近づけるように持ち上げましょう。一度にお腹まで引き寄せられなくても、気持ちよいと感じるところでストップしましょう。
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3.息を吐き出しながら脚を引き寄せ終わったら、持ち上げていた手を緩めます。息を吸いながら、お腹に引き寄せていた脚を元に戻しましょう。
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4.呼吸をしながら抱えていた手から脚を開放し、初めの仰向けに寝ていた状態に戻りましょう。
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5.仰向けの体勢に戻ったら、その状態でゆっくりと深い呼吸を数回行いましょう。呼吸により落ちついたら、今度は反対側の脚も同様に行い、これまでの動作を数回繰り返しましょう。
ストレッチ・その3
2.腰を深く落とし、膝の角度は90度になるように、ガニ股状態で重心を左右に移動させます。重心移動は数回繰り返しましょう。
3.今度は上体を前に出し、両足のかかとを掴むようにします。
体の重心を左右に移動させます。
この状態での重心移動も数回繰り返しましょう
ちょっと一言
身体の柔軟性を高める効果があるとされるストレッチは、ヨガやピラティスと同じ仲間と考えても良いでしょう。
最近では、柔軟性をアップさせてくれるだけでなく、リラクゼーション効果があることも解明されたらしいのです。
ストレッチ中、脳からα波が放出され、心拍数の低下や自律神経系の副交感神経が優位になるとそうです。
また座位体前屈をした際、カラダの柔軟性が高い人は動脈硬化の発症率が低いという報告もあります。
分からなければ、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
Tel 0268-64-4948