ダンス編 股関節ストレッチ
股関節ストレッチの重要性
股関節は色々な動作を支える大きな関節で、体重を支える、起立する、歩行する、昇り降りする、飛ぶ、など移動する動作の要になります。
しかし、180度の開脚は憧れるものの、実際はなかなか難しいです。
それに股関節ストレッチは、かなり過酷で辛いです。
そこで、股関節の柔軟の重要性とストレッチについて解説しますので、理解しながらやっていきましょう。
お相撲さんの基礎訓練の中に「股割り」というものがあります。
文字通り、開脚を訓練するためのものです。
何故そのような事をしているのかというと、 股関節を一度痛めると、以下のような健康被害が現れるからです。
股関節が硬いとどんな健康被害がおこる?
- 長時間の歩行が難しくなる
- 階段の昇り降りが難しくなる
- 重いものを持つような力仕事がしにくくなる
- 爪切りや靴下を履くなどの日常生活のちょっとした動作がやりにくくなる
股関節を軟らかくするメリットは?
- 姿勢が良くなる
- O脚やX脚の改善に効果的で美脚効果もある
- 腰痛の改善
- 膝関節症の予防
- 怪我の予防
次は股関節を軟らかくするストレッチ方法を3つご紹介します。
股関節を柔らかくする3つのストレッチ!
その1 (立って行うストレッチ)
両足を肩幅より広げて出来る限り広く開きます。
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つま先を外に向け、膝が90度になるまでゆっくり腰を落とします。
↓
腰を落とした状態で10秒間キープします。
↓
慣れたら5セット行います。
その2 (立って行うストレッチ)
「その1」と同じく広い足幅、腰を落とした状態で行います。
↓
重心をゆっくり片足へと移動させます。
↓
片足に重心を乗せた状態で10秒間キープします。
↓
腰を浮かさないように注意しましょう。
↓
慣れたら5セット行います。
※「その1」「その2」のストレッチは、想像以上にきついので、最初は椅子に座った状態で行ってもOKです。
その3 (座って行うストレッチ)
座って足を伸ばします。
↓
膝を曲げ両足の裏を合わせます。
↓
かかとを股関節の方に引き寄せて両方の膝を同じリズムで上下に動かします。
↓
この時手で足先が動かないように固定します。
まずは10秒間続けてみましょう。
動かせる幅が大きいほど、またカカトを引き寄せる幅が大きいほど、股関節が柔らかいということになります。
股関節を開くストレッチのバリエーション - 初級&応用
股関節を開くストレッチのバリエーションを追加しておきます。
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