幸せホルモン「セロトニン」
とある研究機関において、「施術によってセロトニンが分泌されるか?」という実験で、脳波を測定しました。
施術を受けて術前、術中、術後の脳波の測定を行いました。
セロトニンとは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える働きがあると言われています。
ストレスに関係するホルモンとして知られており、脳内には約1000億個の神経細胞があり、これらのホルモンは、1つひとつの神経細胞同士が情報をやりとりするときに、必要な神経伝達物質としても働いています。
ノルアドレナリン
緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働く。
過剰になると攻撃的になったり、ヒステリーを起こしたり、パニックになったりする。
ドーパミン
喜びや快楽、意欲をもたらす働きがある。
過剰になると過食や買い物依存、アルコール依存になったりする。
セロトニン
アドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように、調節している。
ストレスがかかると放出されるノルアドレナリンは、自律神経に働きかけて心拍数を上げたり、血液量を増やしたりして、活動しやすい状態を作ります。
一方、ストレスになるようなツライ状況を乗り越えたときの達成感、うれしい気持ち、つまり快感をもたらすのがドーパミンです。
そして、この2つをコントロールして、気持ちを安定させるのがセロトニンなのです。
ストレスによる心身のダメージを減らすには、それぞれの脳内物質のバランスが大事なのです。
このセロトニンが極度に少なくなると、うつ病になるなど、主に精神をコントロールする働きを持つ脳内物質として有名です。
さて、実際の測定ですが、ポジティブ思考な人とネガティブ思考な人に施術をして、二人を測定しました。
具体的な流れとしては…
- 術前に基準値を測定する
- 施術を受けながら脳波の上がり幅を見る
- 術後に術前との脳波の分泌量の違いを見る
という三段階を踏んで測定しました。
施術後には、思った通り、2人ともセロトニンの量は上がりました。
このセロトニンが分泌される要因には、リズム運動、食事、ヨガ、深呼吸など、様々な方法があると言われていますが、「施術」もセロトニン分泌にとって効果があることが実証されました。
施術後に、「体が凄く良くなりました!」「スッキリしました!」「夜ぐっすり眠れるようになりました!」と言われることが多いですが、このセロトニンの分泌が一役買っていると思います。
さらに、ポジティブ思考な人とネガティブ思考な人のセロトニンの量は約2倍以上の差がありました。
運動量や遺伝的な要因もあるとは思いますが、受け手側の思考が違うとストレスに対する耐性も違うので、セロトニンの量もこんなに違うのです。
あとは、施術者(先生)のセロトニンを引き出す力の差もあると思います。
少なくとも、僕はセロトニンを引き出す勉強と努力を怠ってはおりません。
良い波動を出して、振動数が高い施術者(先生)なら、きっとセロトニンを引き出す力も大きいでしょう。
今日も、良い波動を出して、高い振動数を持って施術にあたりたいと思います。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
Tel 0268-64-4948