肩コリ施術療法
実は、肩こりは人によって、細かく分けると、症状が千差万別なのです。
ですから、施術方法も人によって変えており様々ですが、筋筋膜の関連には変わりはありません。
ここの部位には、経絡指圧が効果的なのか、筋膜整体が効果的なのか…
筋膜や関節などを調べながら診ております。
また、その両方を複合で使う場合も多いですが、割合や順列など、人によって変えて施術しております。
ですが、”肩甲骨はがし”というテクニックには、主に指圧よりも整体を使ってアプローチしております。
適材適所に効果の高いと思う手技を使うのが、一番の改善策なのです。
肩甲骨の可動域を上げることで、得られる高い治療効果があることを御存じでしょうか?
”肩甲骨はがし”という言葉を御存じの方もおられると思いますが、これは肩甲骨が正常に動ける状態を作ることで 肩甲骨周囲筋が活性化されその結果、肩こりを始めとする上肢の不調を改善させる療法です。
肩甲骨の可動域を上げるには、以下の筋肉群が緩んでいる必要があります。
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、それらを総称してローテータ―カフと呼んでおります。
ローテータ―カフが緩んでいる状態が健康で良い状態となるのです。
この手法で肩甲骨が正常に動くようになると、体液循環が驚異的に上がります!
- 肩甲骨を支えている筋肉全体が効率よく緩む
- 肩甲骨がポンプの役割となり血流が上がる。
- リンパ液や脳脊髄液などの全ての体液循環が活性化する。
- 肩こりに関連する筋肉が全て効率よく緩む。
- その結果、治療効果が持続し体の調子も良くなる
このように肩こりと、切っても切り離せない関係にある筋肉群を緩めることで、肩こりも解消し 動きが悪かった肩甲骨が動くことで体液循環が活発化します。
つまり、肩甲骨が動く状態=肩こりが改善されている状態 なのです。
ローテーターカフと呼ばれる回旋筋腱板という4つの筋肉群である棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋を 緩めます。
さらに、肩甲骨を上から支える僧帽筋、横から支える菱形筋、上から支える肩甲挙筋の3つの筋肉にアプローチすると…
肩甲骨周りの筋肉が緩んでくれば、この写真のように肩甲骨の可動域は変わります。
もし、首や肩の、強い肩コリだけでなく、腕に“だるさ”や“しびれ”を感じてきたら…
それは、胸郭出口症候群かもしれません。
詳しくは、 胸郭出口症候群 を読んでみてください。