コアストレッチ
コアとは
コアは「核」または「中心」を意味しております。
近年、フィットネス業界やウェルネス業界では、コアは手足に対する体の中心付近を示して使われている用語であり、重要なキーワードになっております。
具体的にコアとは、実際にはどこの部位を示すのでしょうか?
実は言葉の定義が、準拠すべき基準がなくて、組織や団体によって違い、はっきりしない曖昧なまま使われております。
ほぐしやの僕が定義しているのは、体幹(胴体)・股関節・肩甲骨の三つの部位を「コア」としております。
- 体幹…首から骨盤まで背骨が縦につながる胴体の部分
- 股関節…太ももと骨盤の境目にあたる脚の付け根部分
- 肩甲骨…背中上部から腕の付け根部分
この上記三つの項目は、どれも全身運動の要として体の中核となります。
もう少し詳しく説明すると…
体幹は、体の中心であり、日常動作からスポーツに至るまで、その重要性は言うまでもないでしょう。
腕を動かす時も、脚を動かす時も土台として常に支えているのは体幹です。
しなやかに全身運動を行なうためには、体の中心である胴体から大きく動かすことが欠かせません。
股関節と肩甲骨も四肢を動かす際の起点として大切な部分です。
手足の動作というと、肘先や膝先ばかりが意識されがちですが、実は根元の関節から大きく動かす事の方が重要なのです。
股関節や肩甲骨は、つい意識が疎かになってしまいがちですが、脚や腕をしなやかに動かすには、元である股関節と肩甲骨から大きく動かすことが肝要なのです。
コアストレッチとは
コアストレッチとは、からだの中心にある筋肉に柔軟性をもたせ、疲労の蓄積を防ぐことを目的としたストレッチです。
スポーツ選手などがパフォーマンス向上のために取り入れた体幹トレーニングなどに用いられていましたが、最近、特に美容や健康に関心のある多くの人に注目されているものです。
その考え方の基本にあるのは、カラダの中心(コア)と動きの中心(コア)として、我々のカラダの中心にある筋肉(インナーマッスル)を整える事が第一であるとしています。
そのため、このインナーマッスルが硬く動かない状態にあると、血行が悪くなり、肩こりや腰痛などの原因となります。
また、血行が悪く、筋肉中の乳酸の拡散が悪いと疲労の回復が遅れ、慢性的な疲労感に繋がってしまいます。
近年特に、様々な交通機関が発達したことや、IT機器の発達により一日中パソコンに前でのデスクワークなど、我々の普段の生活の中でカラダを動かし、筋肉を伸ばしたり鍛えたりすることが、昔と比べて減ってきています。
このようなライフスタイルで暮らし、硬くなった筋肉を伸ばすことで、より健康的になることが望まれています。
また、コアストレッチで伸ばすことができる筋肉は大腰筋や腸骨筋、腹斜筋などの比較的大きい筋肉であるため、筋肉を伸ばし柔らかくすることで、疲労の蓄積を防ぎ、また、筋肉の運動量が増えることで代謝が改善し、脂肪を燃焼しやすい体作りを行うことができます。
更に、大腰筋は背骨から骨盤内を通って足の付根に付いている筋肉であるため、コアストレッチを行い大腰筋に柔軟性を持たせることによって、骨盤が安定し綺麗な姿勢になると、骨盤の歪みからくる様々な症状の改善ができます。
コアが硬いと大きなデメリット
体幹 股関節 肩甲骨は全身運動の起点となるコアとして重要なのですが、体の中心付近にあるので、意識して動かすことが難しい部分です。
従ってコアは、手先や足先と比べてつい動きが小さくなり、日常生活やスポーツの中でかたまったままなってしまいがちです。
つまり、この3つのコアはは重要でありながら硬さが問題となりやすい部分なのです。
ほぐしやのコアストレッチ
ほぐしやで教えているコアストレッチは、3つの部位に分けております。
体幹ストレッチと股関節ストレッチと肩甲骨ストレッチの3つです。
体幹ストレッチ
- 背中
- お腹と腰
- 胸椎付近
股関節ストレッチ
- お尻
- 股関節
- 太もも
肩甲骨ストレッチ
- 肩甲骨
- 肩関節
- 首
東御整体ほぐしやでは、その他色々なセルフメンテナンスの方法も教えております。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
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