下腹痩せと妊娠力アップのメカノレセプター
年末年始になると、「年末年始太り」が気になります。
特に、下腹が出てしまっている方は、内臓下垂状態です。
女性の場合、内臓が下垂すると、下層にある子宮と卵巣への血流が鈍くなり、はたらきが弱くなってしまうというデメリットが生じます。
見た目が残念なだけではなく、妊活女性にとっては嬉しく無い状態です。
下腹痩せと妊娠力アップの両方見込める、『骨盤底筋のトレーニング法』を紹介します。
用意するもの
ペットボトルのキャップを50個〜100個用意します。
次に、ジップロックの大きいサイズ(Lサイズ)を2袋用意します。
そのジップロックに、ペットボトルのキャップを50個ずつ入れます。
仕上がりは、こんな感じです。
出来上がった袋を一体どう使うかというと…
交互に乗って50回ぐらい足踏みするところからスタートです。
上に乗って、踏み踏み踏み踏み踏み踏み踏み踏み と50回!
安定が悪い場合は、壁など両手で支えながら行なってください。
足踏み終わったあと、床に降りると…
足裏が「ピタ〜!」っと、床をとらえているのが感じられると思います。
このように、ペットボトルのキャップを使って足裏を刺激して、足裏を鍛えます。
「これが、骨盤底筋とどう関連があるの?」って思われているでしょう。
実は、足裏には自分の姿勢を支えるためのメカノレセプター(足裏感覚)というセンサーがいっぱいついております。
このセンサーが刺激を受けて、足裏の力が強くなると、床を押す力が強くなります。
すると、床も強く押し返してくる反作用が働き、股関節が安定します。
股関節が安定すると、骨盤が安定し、骨盤底筋をうまく使える体になり、結果的に日常動作の中で骨盤底筋を鍛えることができるようになります。
骨盤底筋が強いと、内臓を下からぐぐっと支えることができるので、内臓下垂が解消され、ぽっこりお腹がスッキリします。
以上の理由から、「足裏鍛えれば、下腹が痩せる」という訳です。
実は、このキャップ袋というのは、裸足で砂浜やじゃり道を歩くのと同じ効果を狙っています。
現代人はみな、舗装された道を靴を履いて歩いており、不安定なゴツゴツしたところをバランスを取りながら歩くというメカノレセプター(足裏感覚)が弱くなってしまって、足裏が弱りきっております。
よって、脚を閉める力が無く、骨盤底筋を上手に使えないので、イスに座ると脚は広がってしまい、おトイレが近くなり、下腹は育つ一方です。
一番良いのは裸足で砂浜やじゃり道を歩くことですが、毎日できる事は現実的に難しいと思います。
おうちで簡単にできる、このペットボトルのキャップ踏みを、推奨しております。
ほぐしやでは、このような簡単にできる日々のセルフケア・プログラムも考えて、セルフケア指導も行なっております。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
Tel 0268-64-4948