ヨガのススメ
牛面のポーズの思い出
肩こりに効果のあるヨガのポーズとして、「牛面のポーズ」は有名ですが、右側と左側の両方がキッチリとデキる人は少ないです。
さらに膝と膝をくっつけて交互に座る三角座りがまた苦痛となります。
膝までしか前屈が出来なかった超身体の硬い僕が、ヨガを習いだした最初の頃…
手は50p定規の端と端を持って、やっとでした。
いやいや持ってた定規がひん曲がってました。
足は三角に座ったら、お尻が床に付きませんでした。
格好悪いです。 不様です。 醜いです。
「ヨガは他人と比べない、自分と向き合うモノだ」と言われても、醜い自分とは向き合いたくありません。
ヨガの教室で周りに人がいたら、もっと惨めに感じます。
しかも、周りは女性ばかり…
無理してポーズをとろうとすると、必ずどこかがツッてました。
比べないと言っても、否が応でも比べてしまいます。
それが人間です。
心忙しき僕は、悟りなんかとは無縁の人間でした。
そんな僕がヨガレッスンに通いだしました。
最初の頃、週二回のヨガレッスンに行くのが嫌で嫌で、レッスンの時間が近づく度に次第に憂鬱になってきてました。
何故やめなかったか? 今でも不思議です。
けれど…
通いだして3ヶ月が経った頃、ツッてたポーズで身体がツラなくなりました。
半年経った頃、足の親指が手を伸ばして触れるようになりました。
一年経った頃、出来なかったポーズが醜いながらも出来るようになりました。
それでも牛面のポーズだけは出来ませんでした。
筋肉や腱や関節がまだまだ硬く、身体にも歪みが生じていたのでしょう。
あれから、幾歳月が過ぎ…
悪いのは、どこの部位なのかも分かっちゃいるけど、日々気づけばストレッチングしてるけど、なかなか綺麗なポーズまでは程遠かったです。
「牛面のポーズは簡単に出来るポーズです」と言ってるインストラクターは、出来の悪い僕にはちょっと信用がおけません。
「先生は出来ても生徒さんは出来ない」って事を忘れているか、よほどスキルの高い生徒さん達が集まってるクラスを教えているのでしょう。
少なくとも僕には無縁な先生になります。
出来の悪い僕は、このポーズで背中に回した右手と左手の指がつくまでに、かなりの時間を必要としました。
最近になって、やっと、右腕を上に回した側のポーズは手をガッツリ組めるようになり、逆側もなんとか組めるようになり、自分で満足の行くレベルに達しました。
出来の悪い僕が、あきらめずコツコツと努力すれば出来る事を実証しましたから、お客さんに胸を張って自信を持って言えます。
「やれば必ず出来るようになります!」と自信を持って言えます。
ですから、ほぐしやでは、姿勢改善や肩コリや腰痛のセルフケアとして、ヨガのポーズも薦めております。
機能解剖学的な説明を含めて、ヨガのポーズをお教えしております。
出来の悪い僕だったからこそ、身体の硬い人の気持ちが分かります。
整体屋だからこそ、機能解剖学的な説明を含めて教えることができます。
だから、どうすれば良いか分からないことがあれば、遠慮無く聞いてくださいね。
東御整体ほぐしやでは、その他色々なセルフメンテナンスの方法も教えております。
ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
お教えいたします。
Tel 0268-64-4948
ヨガの種類や流派
ヨガには、大きく分けて、フィットネス系とメディカル系の二種類のヨガがあります。
フィットネス系のヨガ
ご存知のように、フィットネス系のヨガは、ポージングを主体とした体幹を鍛えるヨガです。
日々、ヨガを実践している愛好家を、男性は「Yogi/ヨギー」、女性は「Yogini/ヨギーニ」と呼ばれております。
フィットネス系のヨガは一つの生き方、ライフスタイルとしてとらえられていることが多いです。
例えば、ヨガ用語のなかに“Off The Mat”という表現があるのですが、これは“ヨガマットからおりた後も、ヨガをし続ける”という意味なのです。
フィットネスヨガ(体幹ヨガ)では、「美しいポーズをとる」ことを第一優先に考えております。
脂肪燃焼と柔軟性を追求し、ポーズを極め、流れるようなシーケンスと究極の美しいポージングを目標に行なっております。
メディカル系のヨガ
メディカルヨガとは、フィットネスヨガのように、「美しいポーズをとる」ことを主体とはしておりません。
また、瞑想だけといった、ただ身体を安静にしているのとも違って、身体の一部を逆転させたり、圧迫と伸展を交互に行なったりすることで、血流を促進させたり、前屈や後屈、ねじりなどによって、背骨のアンバランスを補正していくようなポーズも含まれています。
いくら健康に良いといっても、一般に認知されているヨガはアーサナ(ポーズ)優先みたいになっており、時にはアクロバット的な体位を取ることも多く、病気の方や、身体に障害のある方、日頃あまり運動してこなかった人などは、自分には出来ないと最初からあきらめがちです。
そこで、一般的なヨガをアレンジし、病気や障害のある方にもできるよう、動きを工夫し、また、病的状態を最大限に改善させるようプログラムしたのが、医療ヨガです。
医療ヨガにより改善させるポイントは次の3つです。
- 動脈血の流れを良くし、全身すみずみにまで行き渡らせる
- 全身を流れる静脈、リンパ液のうっ滞を取り除く
- 脊髄を中心に姿勢を矯正する
こうしたポイントを改善させるために動くのが目的で、無理のないようプログラムしています。
メディカルヨガは、妊娠中の方、高齢者の方、更年期障害の方、疾病を患っている方などのリハビリとしても活用されているのです。
メディカルヨガ活動分野
- 一般の方への健康維持や予防
- 医療施設のトータルケア
- 精神疾患のデイケア
- 緩和ケア
- 介護施設での介護予防・依存症施設
- スポーツ選手のメンタルトレーニング
- 企業でのストレスマネージメント
- 学校など教育現場・産院でのマタニティケアなど
メディカルヨガについては、千曲市で開業されているヨガ療法士の青木芽里先生のサイトを訪れてみてください。
仰向けのねじりのポーズ (ジャタラ・パリヴァルタナ・アーサナ) [Jathara Parivartanasana] [One Leg Revolved Belly Pose] ジャタラは「腹」を意味し、パリヴァルタナは「回転する」という意味です。 仰向けになって、両脚を左右に倒し、腹部をねじるポーズです。 腎臓や腸を穏やかに刺激するため、毒素排出効果が高く、代謝がアップします。 体幹の筋肉や脇腹の...
足の親指をつかむのポーズ (パーダーアングシュタ・アーサナ) [Padangusthasana] [Big Toe Pose] パーダーは「足」、アングシュタは「親指」を意味します。 立ち姿勢から前屈するポーズです。 頭部に血液が回るため、頭がスッキリとリフレッシュします。 バランスをとっておこなう「一本足のポーズ (ウッティタ・ハスタ・パーダーングシュタ・アーサナ)」への基礎となるポーズです。手...
ねじった三角のポーズ (パリヴリッタ・トリコーナ・アーサナ) [Parivrtta Trikonasana] [Revolved Triangle Pose] 三角のポーズに、さらに、ねじりを加えたポーズです。 パリヴリッタは、「回転した」を意味し、・トリコーナは「三角」を意味します。 腹部をねじって刺激を与えることにより、内臓の働きが活性化されます。 太腿の裏側からヒップのラインが強く伸ばされ、...
ねじった体側を伸ばすポーズ (パリヴリッタ・パールシュヴァコーナ・アーサナ) [Parivrtta Parsvakonasana] [Revolved Side Angle Pose] パリヴリッタは、「回転した」という意味で、パールシュヴァは「脇腹」を意味し、「コーナ」は角を意味します。 体側を伸ばすポーズに、ねじりの動作を加えたポーズです。 ねじった三角のポーズと似たポーズですが、強度がやや強...
わき腹を強く伸ばすポーズ (パールシュヴォッターナ・アーサナ) [Parsvottanasana] [Intense Side Stretch Pose] パールシュヴァは、「側面、わき腹」を意味し、ウッターナは「強い」を意味し、ターンは「伸ばす」を意味します。 胸の奥の部分が伸ばされますが、実際には脚の裏側も強くストレッチされるポーズです。 後手に合掌することで、手首もほぐれ、胸が開いて深い呼吸...
開脚の前屈のポーズ 立位 (プラサリータ・パードッターナ・アーサナ) [Prasarita Padottanasana] [Wide Legged Forward Bend Pose] 左右に脚を開いて前屈し、体の背面を伸ばすポーズです。 プラサリータは「伸びた・広がった」という意味で、パードッターナは「足」を意味します。 立位のポーズから、胸部と頭の位置が入れ替わった逆転の姿勢に近い状態です。 ...
ナタラージャのポーズ (ナタラージャ・アーサナ) [Natarajasana] [Lord of the Dance Pose] インド神話の三大神に数えられるシヴァ神の異名の一つが、ナタラージャです。 ナタは「舞踊者」、ラージャは「王」という意味で、ダンシング・シヴァと称されることもあります。 片脚を上げてバランスをとるポーズで、背骨の柔軟性や平衡感覚が求められます。 後屈のポーズで胸を開く訓練...
開脚の前屈のポーズ 座位 (ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナ) [Upavistha Konasana] [Wide Angle Seated Forward Bend Pose] ウパヴィシュタは、「座った」、コーナは「角」、という意味です。 開脚した状態で前屈し、股関節から腿裏にかけてストレッチするポーズです。 座骨や腹部内蔵に程よい刺激を与えるため、生理痛を予防する効果が期待できます。上級者...
半蓮華座の背面を伸ばすポーズ (アルダ・バッダ・パドマ・パシュチモッターナ・アーサナ) [Ardha Baddha Padoma Paschimottanasana] [Half Bound Lotus Pose is a forward fold and a hip opener Pose] 背面を伸ばすポーズから、片脚を蓮華座のように組み、体を縛るようにして、片腕を背面に回したポーズです。 ア...
三肢の背面を伸ばすポーズ (トゥリアンガ・ムカイカパーダ・パシュチモッターナ・アーサナ) [Trianga Mukhaekapada Paschimottanasana] [Head to Knee Frward Bend Pose] トゥリアンガは「三肢」という意味で、三肢とは片脚と両腕の事を示します。 ムカイカパーダは「顔が足に触れる」という意味です。 パシュチマは、「西」を意味する言葉ですが...
聖者マツィエンドラのポーズ (アルダ・マツィエンドラ・アーサナ) [Ardha Matsyendrasana] [Half Lord of the Fishes Pose] 魚の王とも呼ばれる伝説上の聖者マツィエンドラに捧げるポーズで、もっともポピュラーなねじりのポーズです。 アルダは「半分」という意味で、背骨を片側に半分ねじります。 ねじりによって下腹部がマッサージされ、膀胱や腸が活性化されます...
賢者マリーチのポーズT (マリーチ・アーサナT) [MarichyasanaT] [Sage Marichi I Pose] 創造の神ブラフマーの息子で、7人の賢者の一人に数えられるマリーチを讃えるポーズです。 手を前に伸ばさずに体の深層筋を使って前屈をすることにより、内臓が活性化します。 練習を重ねるうちに、胸や肩周りの柔軟性が高まり、腕がつかみやすくなるでしょう。 精神面では、気持ちをニュート...
賢者マリーチのポーズV (マリーチ・アーサナV) [MarichyasanaV] [Sage Marichi V Pose] 創造の神ブラフマーの息子で、7人の賢者の一人に数えられるマリーチを讃えるポーズです。 ねじりの姿勢により、ウエストの引き締め効果があります。 手首をつかむのが難しい場合、指、手のひら、手首と徐々にステップアップしていくのが良いでしょう。 賢者マリーチのポーズTからWへと、順...
上向きの背面を伸ばすポーズT (ウールドヴァ・ムカ・パシュチモッターナ・アーサナT) [Urdhva Mukha Paschimottanasana T] [Upward Facing Intense West StretchT] 背面を伸ばすポーズの変形のポーズで、お尻で全身を支える姿勢で行ないます。 ウールドヴァ・ムカは、「上を向いた」という意味です。 前屈の柔軟性と強い体幹力、バランス感覚が...
仰向けの足の親指をつかむポーズ (スプタ・パーダーアングシュタ・アーサナ)[Supta Padangusthasana] [Reclining Hand to Big Toe Pose] スプタが「横たわる」、パーダーアングシュタが「足の親指」という意味です。 仰向けになって開脚し、足の親指をつかみます。 親指をつかむのが難しい場合、ストラップやタオルを補助として用いると良いでしょう。 脚の引き締...
ライオンのポーズ (シンハ・アーサナ) [Sinhasana] [Lion Pose] シンハとは、「ライオン」という意味です。 獅子が雄叫びを上げるように大きく息を吐きます。 古代神話に登場するライオンの獣人ナラシンハに捧げるポーズです。 寄り目にして眉間を見るシャームバヴィー・ムドラーにより、意識が研ぎ澄まされます。 疲労やストレスから開放され、爽快感が得られるでしょう。効果眼精疲労を和らげる...
花輪のポーズ (マーラー・アーサナ) [Malasana] [Garland Pose] マーラーとは「花輪、数珠」という意味で、両手を合わせて体を固定するポーズです。 体をコンパクトに折りたたむのに、股関節の柔軟性が求められます。 腹部が刺激され、内臓機能を高めるほか、生理痛を緩和する作用もあります。 カカトを下ろすのが難しい場合は、ブロックなどの補助アイテムを使いましょう。両足をできるだけ近く...
カメのポーズ (クールマ・アーサナ) [Kurmasana] [Tortoise Pose] クールマとは「カメ」という意味で、亀の姿を模したポーズです。 下半身の柔軟性を高めると同時に、上半身のコリの解消にも効果を発揮します。 深い呼吸で肩や首の力を抜いていきましょう。 気持ちを落ち着け、神経を鎮めるなど、心身ともに好影響があります。座って前屈し膝の下に両腕を入れるアゴを床におろし、両膝を沈める...
カエルのポーズ (ベーカ・アーサナ) [Bhekasana] [Frog pose] ベーカは「カエル」という意味で、体全体でカエルを表しているポーズです。 股関節に刺激を与え、関節の不調を改善するとともに、手で足を押さえることで足首を伸ばし、足裏のアーチを正常に整える効果も期待できます。 はじめは半分のカエルのポーズで片脚ずつ行なうとよいでしょう。カエルのポーズ 半分のカエルのポーズ効果体の背...
半蓮華座の前屈のポーズ (アルダ・バッダ・パドモッターナ・アーサナ) [Ardha Baddha Padmottanasana] [Bound Half Lotus Forward Bend Pose] 片脚を蓮華座の状態にして、手足を胴体で縛るような格好で前屈をします。 アルダは「半分」、バッダは「縛られた」、パドマは「蓮」、ウッターナは「伸びた」という意味です。 股関節の柔軟性を高め、脚、体幹...
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片足を上げた下向き犬のポーズ (エーカ・パーダ・アドー・ムカ・シュバーナ・アーサナ) [Eka Pada Adho Mukha Svanasana] [One Legged Downward Facing Dog Pose] エーカは「1」、パーダは「足」、 アドーは「下」、ムカは「向く」、シュヴァーナは「犬」という意味です。 つまり、「下向き犬のポーズ」から、片足を大きく上げた後屈のポーズです。...
聖者バラドヴァージャのポーズ (バラドヴァージャ・アーサナ) [Bharadvajasana] [Bharadvaja’s Twist Pose] 聖者バラドヴァージャを讃えたポーズで、気持ちがニュートラルに整うポーズです。 脊椎を刺激し、背中の柔軟性を高め、ゆがみ解消の効果があります。 ねじりのポーズのなかでは、比較的に取り組みやすく、他の難度の高いねじりのポーズの導入としても良いです。 捻りの...
ワニのポーズ (マカラ・アーサナ) [Makarasana] [Crocodile Pose] マカラは神話に登場する怪魚の事を意味しており、訳す時に、「ワニ」と解釈されております。 うつ伏せになって脱力する、代表的なリラックスのポーズです。 自然に呼吸を行ないながら目を閉じ、静かに心身の落ち着きを感じ取ります。効果内蔵機能を高める腰痛を緩和する眼精疲労を和らげる気持ちを落ち着ける