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180度開脚に関わる筋肉

 

前後開脚に関わる筋肉

 180度開脚するには、どの筋肉をストレッチしなければいけないのか理解しないといけません。
 ストレッチしなければならない筋肉は、股関節をまたぐ前側と後ろ側の筋群です。

 

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ハムストリングス

 筋収縮時に股関節を伸展させる筋=前に伸ばす脚の裏側で突っ張ってくる筋

大腿四頭筋、腸腰筋

 筋収縮時に股関節を屈曲させる筋=後ろ側に伸ばす脚の表側で突っ張ってくる筋

筋肉以外

 筋肉以外にも筋膜や腰椎・仙腸関節等も関わってきます。
 これら股関節周辺のパーツがなめらかに動くよう、バランスよくコンディショニングしていく必要があります。

 

左右の筋バランスが非対称

 どこをどれだけストレッチすればいいのか?は、普段の体の使い方や癖で身に付いた姿勢の状態によって異なります。
 利き手や利き足、故障歴などにより、左右の筋バランスが非対称になっていることも多く見られます。
 筋バランスに左右非対称が起きていると、姿勢が崩れております。

 

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 筋バランスに左右非対称が起きていると、姿勢が崩れており、そうなると「硬い部分の動きが悪いから、それを補おうとして柔らかい部分が、つじつまをあわせてくれている」という現象が発生しております。
 このように姿勢が整っていないのに、運動を行おうとすると、自然と楽な方にカラダが逃げてしまい、効果が出にくくなるのです。
 まずは姿勢を整えることです。
 姿勢を保持しているのは、体幹部分の筋肉ですから、ここを鍛えることがとても大切になってきます。

 

 さらに、脚の付け根付近の前面が硬い人、後ろ側が硬い人、お尻や腰の横側の筋肉が硬い人など…
 人によって柔軟性を損なわせている筋肉が異なりますので、まずは硬くなっている筋肉をターゲットにして、バランスを整えながら、ストレッチを進めると良いでしょう。
 そして、左右差がある場合は、硬く感じる側の行なう回数を増やしてみましょう。

 

 「やっぱり柔軟性に恵まれた体質の人が、小さいころからやっていなければ前後開脚は無理でしょ」と思う方も多いとは思います。
 しかし、硬い人でも、大人になっていても、正しいストレッチを行えば、ちゃんと体は柔らかくなります。
 型にあてはめず、自分にとって心地よい伸び感が得られる範囲で、無理なく徐々に取り組んでみてください。

 

 まずは、適度な伸び感 + 安定 です。