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ヨガの種類や流派

ヨガの4つの道

 インドで昔から行なわれてきたヨガを大きく分けると、「カルマヨガ」・「バクティヨガ」・「ラージャヨガ」・「ジニャーナヨガ」の4つのカテゴリに分類できます。
 このヨガの4つの道は、現在の数多くの流派の根源となるものです。
 4つのうちどれをルーツとしたものかで、流派が異なってくるのです。

 

ハタヨガの6つの分類

 日本のスタジオでヨガを教わる際に行なうことは、アーサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想で、この3つが主となります。
 その3つの要素の中で、特にアーサナと呼吸法を中心とするスタイルのヨガをハタヨガと呼んでおります。
 現在、多くのスタジオで親しまれているヨガのほとんどは、ハタヨガの範疇にあると思います。

 

 ハタヨガのハ(Ha)は、「太陽・吸う息・凝縮」を意味し、タ(ta)は、「月・吐く息・拡張」を意味しております。
 ポーズや呼吸を行なうことで、陰と陽のバランスを整え、体の潜在的なエネルギーを高めていくのがハタヨガなのです。
 ヨガ人口の増加と共に、ヨガの流派も多様化しております。

 

 代表的な6つの流派を、大まかにご紹介します。

 

クリパルヨガ

 インドのスワミ・クリパル師によって、1960年代にアメリカで広められました。
 手法や形よりも、一人一人の体験や感じ方を重視しています。
 ソフトで優しいアプローチで、セラピー要素の強いのが特徴です。

 

アシュタンガヨガ

 インドのシュリ・K・パタビジョイス師により、南インド地方で始まったヨガです。
 ラージャ・ヨガの教典「ヨーガ・スートラ」の「アシュタンガ」を尊び、独自の流れに沿って、次々と新しいポーズに挑戦していく練習法が特徴です。
 師の「99% Practice 1% Theory (99%の練習と1%の理論) 」という言葉が有名です。

 

アイアンガーヨガ

 インドのB.K.S.アイアンガー師が創始者で、数々のヨーガ修行や哲学の決定版となる本を著作し、全世界で数百万人の生徒や信奉者がおります。
 道具を多用しレベルに合わせたポーズを厳密に丁寧に行なうのが特徴です。
 「プロップス」と呼ばれる、ヨガのポーズをサポートしてくれる補助用具を考案したのもアイアンガー師です。

 

シバナンダヨガ

 スワミ・シバナンダ師の弟子にあたる、西洋医学の医師だったスワミ・ビシヌ・デバナンダ師が考案したヨガです。
 基本の12のポーズを中心に構成され、練習の中に複数回のリラクゼーションが入るのが特徴です。
 伝統的な古代ヨガに基づき解釈し直され、世界的に定着しているヨガの流派です。

 

クンダリーニヨガ

 インドのヨギ・バジャン師により創設され、1970年代からアメリカから広まりました。
 クンダリーニヨガは、様々なヨガの中でも最も完成度の高いヨガと言われています。
 古くから伝えられた特有のポスチャー(動きの型)と呼吸法、瞑想。特にマントラを使った瞑想は高い波動で心身を浄化します。
 「火の呼吸」というのが特徴的で、火の呼吸は短時間で酸素を取り入れ毛細血管まで循環し、そのポスチャーの効果をより引き上げます。

 

クリシュナマチャリアのヨガ

 アシュタンガのパタビジョイス師やアイアンガー師を育てた、“師たちの「師」”と称されるのが、クリシュナマチャリア師です。
 師が考案したViniyoga(ヴィニヨガ)は、後のアシュタンガやアイアンガー等、様々なスタイルのヨガに影響を与え、現在はご子息のデシカチャー師によって継承されております。
 一人一人の心身に合わせて、プライベートレッスンを基本としているのが特徴的です。

アーサナ(ポーズ)

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 アーサナとは本来、瞑想をするための「座法」を長く快適にキープするためのものでした。
 足を組んだ姿勢でリラックスして長時間の瞑想を行なうためには、関節が柔軟でなくてはなりません。
 その訓練として、ポーズを行なったのが始まりです。
 規則的に練習を積んで、安定して快適なポーズを保つことができるようになると、心と体がコントロールできるようになっていきます。

 

 ゆっくりと深い呼吸を繰り返すことによって、体のエネルギーはよどみなく循環し、体内機能がアップします。
 アーサナは、心身を滑らかに機能させる潤滑油のような役目を果たしてくれるのです。
 流派によって異なる部分がありますが、目安として参考にしてください。