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肩甲骨をゆらゆら

 肩こりや腰痛は、動きの癖に由来する「体の歪み」にも原因があります。
 だけど、ほんのちょっとした、心掛け次第で改善できます。

 

 デスクワークの方に、ちょど良い健康法を一つ紹介します。
 詳しくは、肩こり施術療法のところに書いております。

 

 僕は、神戸時代には、デスクワークの仕事をしておりました。
 今の時代、デスクワークといっても、そのほとんどはパソコンに向かっていたと思います。
 こうして文章を書いている僕の状態がまさにそうですが、パソコンに向かいキーボードをたたいていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
 2時間、3時間と同じ姿勢を続けてしまうと、当然体全体の血液の循環は悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。

 

 仕事だけでなく、趣味でパソコンに向かうことが日常化した現代では、腰痛や肩こりの原因として最も大きな比率を占めていると思います。
 こうなると職業病という言葉を通り越して、生活習慣病とも言える大きな問題と言えるかもしれません。

 

 体を動かさないことがどれだけ体に悪い影響をもたらすか、ということも大きな問題となります。

 

 イメージしやすいように、コールセンターでお仕事をされている方の姿を想定して話を進めていきます。
 お客さんとはインカムを使って会話をして、実際に動かすのはキーボードを打つ両手の指先ということになります。
 ということは、腕の構成要素である、肩関節や肩甲骨を自由に動かすことができます。
 おそらくは無意識に、時々首を倒したりぐるっと回してみたり、肩を上げ下げしたりということを、誰しも日常的に行っていると思います。
 硬くなってしまった筋肉をほぐそうとして、体が行う自然な運動です。

 

 この動きに、もう一工夫加えてみましょう!

 

 皆さんが行っているのは、おそらく肩を上げ下げしている運動で、両方一緒に行えば首をすくめるという動きになると思います。
 それも良いのですが…
 肩そのものではなく、肩甲骨に着目してください。

 

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 肩甲骨とは、背中の上部に位置し、背骨に対して真っ直ぐな辺と、鎖骨に対して真っ直ぐな辺を結んだ線で構成される三角形の形状の平べったい骨です。
 この骨の下の角が背骨から離れるように開くことで、肘が肩よりも高く上がるように手助けしていることはすでに書きました。
 普段ほとんど意識することはありませんが、この骨の動きがなくなってしまうことが肩こりを生み、四十肩や五十肩の一番大きな原因になっています。
 肩ではなく、その肩甲骨そのものを意識して、背中の上部をいろいろな方向にゆらゆら動かすだけで、肩や首のコリには大きな効果があります。
 できれば、肩甲骨が回旋するような動きイメージして取り入れて下さい。

 

 もし、立ち上がって運動が出来るのなら、立ち上がってください。
 そして、さらに前かがみになって、手を垂直方向にもブラブラさせてみてください。

 

 座ってる場合には、指先はキーボードに触れていますが、指先の動きはそのままに、肩甲骨を上下にまた前後に動かしてみてください。
 最初は肩甲骨と言われても、おそらくは肩の上げ下げしかイメージできないと思いますがそれで十分です。
 その際に自分では肩甲骨を動かしているんだという意識を持って行うことが大切なのです。

 

 当然、背中や腰も動きますが、仕事に支障をきたさないように小さな動きから練習してください。
 とにかく体を固くして猫背になったままキーボードをたたき続けるのと、肩甲骨をゆらゆらさせるのとでは、どれだけ感覚が違うかをぜひ試してみてください。

 

 ただし姿勢が悪いと言っても、胸だけを張ってもダメです。
 猫背が気になる人は、椅子に深く座り、胸を張るのではなく、お腹を凹ませてみてください。
 そうすると、不思議に姿勢が良くなってます。

 

 お腹を凹ませて腹圧をかけ、お腹ではなく肺で呼吸する、横隔膜呼吸を意識して下さい。
 この呼吸法は難しいですが、意識してみて下さい。
 呼吸法については、また別の機会に説明いたします。

 

 僕が直接指導をする際には、僕の肩甲骨を触っていただいて、その動きを感じていただきますが、背中の後ろ側にある肩甲骨がこれほどまでに自由に動くのかと、皆さん一様に驚かれます。
 もちろん、体には肩甲骨を動かすための筋肉も存在しているのですが、普段の生活でそれを意識して使うことがなくなってしまったため、きれいに動かすことができなくなってしまっているのです。

 

 さぁ 試してみましょう!

 

 東御整体ほぐしやでは、色々なセルフメンテナンスの方法も教えております。

 

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 ご興味があれば、「ほぐしや」へお越しくださいませ。
 お教えいたします。
 Tel 0268-64-4948

 

 

 

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